Android 4.0搭載の新型WALKMAN "ウォークマン" Fシリーズ店頭ミニレビュー


海外で発表されていた新型ウォークマンシリーズが日本でも発売されることがアナウンス(しかも、海外モデルでは省かれていたノイズキャンセル機能と64GBモデルの追加!)され、銀座ソニービルで展示も開始されたとのことなので、その中でも私が購入検討中である「WALKMAN "ウォークマン" Fシリーズ」を実際に触った所感をご紹介します。

各モデルの詳細スペックなどは公式サイトをご覧ください。



“ウォークマン”Fシリーズ ラインアップ






~本体を触ってみて~

Fシリーズは上の写真の通り、コンパクトボディが特徴となっており、日頃から5インチ弱級サイズのスマートフォンに慣れた手にはかなり小さく感じました。画面の隅々まで指が届くので操作性は高く、とても使いやすかったです。Xperia SXとほぼ同じような感覚だと思って頂ければ問題ないでしょう。本体の重さは約100gで、とても軽かったのが印象的でした。
対抗の新型iPod touchは驚異的にも88gらしいのでそちらも楽しみです(笑)
タッチパネルの追従性(感度)も悪くなく、動作上で不都合だなと思う点は特に見当たりませんでした。

~液晶がちょっと暗いかも~

ただ、売り場が明るかったせいかもしれませんが液晶がちょっと暗いのが気になりました。明るさを最大にしても暗く感じた気がします。普段私が有機ELに慣れているからかも。

表面のガラスと液晶の間が気になったのもちょっと。
最近は液晶とガラスに隙間が無く、ぴったりくっついていて絵がせり出してくるようなもの(iPhoneがいい例かな?)が多く、私もその仕様が好みですのでこの点はちょっと残念。解像度はWVGA(800x480ドット)ですが、3.5インチなので気になりませんでした。

~ソフトウェアの動作具合は~

ほんのちょっとですが、実際に操作しているところを撮影してきました。この通りサクサク動いていますので、「Tegra2だなんて周回遅れのスペックだ!」なんて言わず、DAPとしてしっかり使えるんだというところを理解していただきたいものです。



OS全体の動作はヌルヌルではないけどサクサク(普段使っているGALAXY NEXUSと比べて)でした。ICSを適用したXperia arcと大体同じサクサク具合なのではないかと個人的に感じました。

結構じっくり触りましたが、WALKMAN Zの時のような、よくわからない不安定さは感じられません。Zとスペック的には変わらないのにここまで差を感じたのはAndroid 4.0のおかげなんじゃないかなと思います。
もちろん4.0なので、不要なプリインストールアプリはOSの機能で無効化できます!
WALKMAN ZにもICSアップデートが来るのでかなり期待していいのでは。

~本体の質感~


カラーバリエーションはブルー、ライトピンク、ホワイト、ビビッドピンク、ブラックとソニーストア限定のガンメタリックシルバーが存在します。
本体表面のウォークマンロゴが書かれている部分は悪い意味ではなくてプラスチックっぽく、ポップな印象。



本体裏面から側面にかけての質感はブラック、ブルー、ライトピンク、ビビッドピンクはアルミっぽいさらさらしているのに対し、ホワイトのみツルツルしていました。前者のアルミっぽい質感は本体の軽さも相まって、高級感は感じませんでしたが決して質感が低いとは思わず、持っているとなんだか所有感を満たしてくれそうな感じです(私個人の感想)。後者のツルツルしているホワイトはプラスチックっぽい感じではありますが、表面の手触りと統一感があって質感はとても良かったです。杏仁豆腐。


私は初音ミクウォークマンでアルミっぽいブルーに一目惚れしてしまったのでFシリーズでもブルーを購入予定でしたが、ホワイトが予想以上に良かったので今揺らいでいます(笑)
質感重視の方はホワイトか、ソニーストア限定のガンメタリックシルバーを狙うのがいいかもしれません。

音質は環境が環境なので省略。このへんは心配いらないでしょう。

今手元にDAPが一台も無い状態なので、新型iPod touchと迷っていましたがこれならFを買ってもいいかなって思えました。正統派音楽プレイヤーという感じ。
ちなみに、銀座ということで同時にiPhone 5も触りましたが、デジタル製品としてはWALKMAN Fのほうがワクワクしたということをここに記しておきたいと思います。
GALAXY NEXUSからiPhone 5に機種変を検討中・・・

WALKMAN "ウォークマン" Fシリーズ NW-F800は10月20日発売予定です。
駄文失礼しました。

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