「iSyncr」でAndroidデバイスとiTunesを同期する パスワード設定のエラー回避方法を解説

  音楽管理をiTunesで行っている。レートや再生回数、スマートプレイリスト、iPhoneのバックアップといった機能を活用しているので、サブスク全盛期の今でも手放せない。

 しかし、iTunesはiPhoneやiPad、iPodとしか直接同期することができない。たまにAndroidデバイスにiTunesで管理している音楽やプレイリストを転送したくなるときがある。

 そんなときは「iSyncr」というサードパーティー製のアプリをPCAndroidデバイスそれぞれにインストールすれば、Wi-FiやUSB接続を通じて同期できるようになる。私も2012年頃にAndroidウォークマンを使い始めた頃から便利に使っていたのだが、2023年現在はiSyncrを使って同期ができないという声を多数見かけるようになった。


 具体的には、PC側のiSyncrアプリで設定したパスワードをAndroidアプリに入力しようとすると、入力したパスワードが保存されず、いつまでたっても入力を促されるというもの。

 この不具合を回避するには、次の手順が有効だ。

  1. Androidデバイスの言語を英語に設定する
  2. 念のため再起動する
  3. iSyncrでパスワードを入力する
  4. iTunesのプレイリストが表示されて正常に動作すれば完了

 一度この手順を行えば、言語設定は日本語に戻してもOKだ。これでWi-Fiを使った同期が行える。USB接続による同期は現在のバージョンで不具合が発生しており引き続き使えない模様だ。

 今回の不具合について、おそらくアプリの設計上、パスワードを保存する仕組みが日本語環境でうまく動作しないことが原因だ。

 iSyncrを活用することで、Androidデバイスでもレート機能や再生回数のカウントを活用できる。どうしてもiPhoneからAndroidスマートフォンに移行したい場合に役立つはずだ。

コメント

  1. 匿名8/15/2023

    wifi接続できました。ありがとうございます!

    返信削除
  2. 匿名9/24/2023

    wifi接続できました。ありがとうございます!

    返信削除

コメントを投稿