α7Ⅱとα7Sで迷いに迷って――「α7S」と「SEL2470Z」を選んだ理由

2015年3月4日水曜日 15:19


今まで使っていた、ソニーの「α NEX-5R」と「SIGMA 19mm F2.8 DN」の組み合わせで写真の楽しさに完全に目覚めてしまったので、同じくソニーのフルサイズミラーレス一眼「α7S」と「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」を買いました。流行りのコンパクトミラーレス一眼から35mmフルサイズ機にステップアップという感じです。



綺麗な写真を撮ってネットにアップするだけなら、RX100M3とか高級コンパクトで十分と言われたり、色々あるのはわかっているのです。

しかし、前からあのデカくてゴツい「一眼レフ」というものに憧れがあったのですよ。コンパクトなミラーレスやコンデジと違って、周囲に与える「ガチで写真撮ってますよ」感が羨ましかった。だって、どう考えても強そうじゃないですか。あんだけボディが大きかったらそりゃ綺麗な写真撮れるわなぁっていう。自分が撮れるかは別として、色々なところに上がっている作例を見てみると「立体的で引き込まれるような」素敵な写真ばかり。この段落を一言でまとめるなら「見栄」です。

ソニー「α99」

それで、「いつかは自分もフルサイズを……」なんて思ってたわけですが、やはりサイズが大きすぎて持ち歩かないだろという結論に毎回至ってしまい、なかなか手を出しませんでした。だってほとんどのフルサイズ一眼は重さが800g以上あってとにかくデカい。気合を入れないと常に携帯できるわけありません。シャッターチャンスは何気ない日常にあるわけで、せっかくフルサイズを買ったのに重いから自宅で留守番、結局Xperia Z3で撮ってたら意味ないと僕は考えてしまいます。


革命機、あらわる

(左)α99、(右)α7

そんな状況で現れたのがソニーのα7シリーズです。このモデルは35mmフルサイズセンサーを搭載しながら、重さが480g前後という超軽量でコンパクトなサイズを実現する革新的なシリーズ。他社はだいたい800g以上が普通なので、お店で実際に触ったら「軽っ!」ってびっくりしてしまいました。


ボディのクラシカルなデザイン、レンズマウント部のオレンジも最高にカッコよくて好き。もうこれしかないと確信。こういうのはデザインもかなり重要。僕は決めたら一直線です。


どのモデルを買う?


α7シリーズは全部で4つをラインアップ。色々細かい差はあるのですが、僕がSurface Pro 3の画面に穴があくほど調べまくって購入検討して掴んだそれぞれの特徴は以下の通り。

α7:実売11万円
先発の初代モデル。約2430万画素、バランスタイプ。基本性能は後発とほぼ同じで必要十分。とにかく安い。素人ならこれでいいのでは感。

α7R:実売17万円
約3640万画素で圧倒的解像感、ブレなければ拡大してもクッキリ。しかし動作がもっさり?シャッター音もイマイチ?

α7S:実売20万円
最高ISO409600の世界最高峰暗視カメラ。動画に強い。サイレントシャッター可。その代わりに約1220万画素。

α7Ⅱ:実売17万円
後発の最新α7後継モデル。ボディ設計を一新。どんなレンズを装着しても有効な手ぶれ補正機構を"ボディ本体"に内蔵、安定の約2430万画素、バランスタイプ。

もう本当~にこれは悩みました。α7Rは使い勝手の評判がイマイチだったので最初から外すとして、α7Sの暗所性能とα7Ⅱのバランス型でとにかく悩みました。まずα7Sの驚愕的な暗所性能はジェットダイスケさんの動画で折り紙つき。





α7Sは本当にすごいビデオカメラというのがお分かりいただけると思います。でも自分は静止画がメインなので、約1220万画素は必要十分とはいえちょっと引っかかる。

一方のα7Ⅱは、他モデルからボディ設計を一新し、グリップからボタン配置まで最適化。そしてカメラボディ内にはフルサイズ一眼として世界初の光学式5軸手ブレ補正を内蔵してしまったのが大きな特徴。アダプタを使ってAマウントや他社レンズを装着しても、しっかり手ブレが抑えられるので、レンズ沼の人には最高のボディとなっています。


α7Sとα7Ⅱで「α7S」を選んだポイント



結局、普段から自分が何を撮るかというポイントで決めました。最近は夜行動する機会が多く、薄暗いイベント会場で写真を撮ることも結構ある。すると、「暗いところで明るくブレずに撮りたい」という機能が必要なわけです。するとα7Sの暗所性能は静止画であっても心強いはず。動画もいけるならそれに越したことはない。またこの点は次の作例ページでも触れたいと思います。

α7Ⅱの内蔵光学式5軸手ブレ補正もかなり魅力的ですが、よーく考えてみると自分は最初から手ぶれ補正が内蔵されたFEレンズしか揃える予定はなく、「他社のレンズをたくさん使い回したい!」という希望はないため、必ずしもボディに手ぶれ補正は必要ないことになります。

またお店でα7Ⅱ本体を実際に持ってみたところ、世間では握りやすくなったと言われる新設計の分厚くなったボディが自分にはしっくりこなかったというのもありました。やはりお店で実際に触ってみるのは重要です。


レンズは?


ボディと一緒に購入したのは、標準ズームレンズの「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」です。憧れのカール・ツァイスレンズです!青いロゴが眩しい!

最初の一本は便利な標準ズームレンズが良いよねってことでこれを選んだのですが、自分は旅行先で友人とセルフィーしたりするので、そこそこの広角とそこそこのズームができるこいつは本当に便利でした。同じズーム域で価格が半分以下のSEL2870もなかなか良いレンズらしく迷ったのですが、まぁレンズ本体の質感とツァイスの描写力を信じてお布施しておきましたということで。レンズフードを装着するとサマになってカッコイイです。

ソニーEマウント中でもフルサイズ対応レンズは「FEレンズ」と呼ばれるのですが、現在はラインアップが少なく、選択肢は多くありません。現在発売しているのは以下の9本。

FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870(4万)
・Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z(6.5万)
・Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z(7.5万)
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z(9.5万)(←買ったやつ)
FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G(12万)
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z(12.5万)
FE PZ 28-135mm F4 G OSS SELP28135G(25万)
Loxia 2/50(9万)
Loxia 2/35(12.5万)


あ、そういえば今度出る広角で明るい単焦点「FE 28mm F2」を密かに狙っていたりしますよ……。


開封してさっそく撮りにいこう!


というわけで新しい相棒片手にNYへちょっくら試し撮りに行ってきましたので、写りのほどは次の記事をご覧ください。

ニューヨーク・マンハッタンでα7SとSEL2470Zの試し撮りをしてきた | DIGITAL GRAPHER


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