【レビュー】触って印象が変わった『Surface RT(サーフェス)』~RTモデルはPCとタブレットの良いとこどり端末~(その2)

2013年3月16日土曜日 19:52


前回の続きです。前ページはこちら。

【レビュー】触って印象が変わった『Surface RT(サーフェス)』~RTモデルはPCとタブレットの良いとこどり端末~(その1) | Digital Grapher





動作はどんな感じ?



Surface RTを起動すると最初に現れるスタート画面の動きは快適そのもの。タッチパネルの感度も抜群に良くてストレスは一切感じません。メニューがよく動くUIデザインなのでiPad以上にヌルヌル感じる場面もありました。ただ、アプリを必要以上に複数起動するとカクつく場面も。

そんな時はアプリを表示している状態で指を上から下に滑らすとタスクキルすることができます。
でもこういうスワイプ動作って初めて触る人にはまったくわからないですよね。もうちょっとガイド的なものを充実させて欲しい。


今までのタブレットで出来なかったマルチタスク(ウィンドウ)機能が魅力的


これはWindows 8のPCで表示を再現したイメージです

iPadやAndroidのようなモバイルOSでは、せっかくタブレットの大画面があっても基本的にはアプリを一つしか画面に表示させることしかできないので、同時並行的にアプリを使うことが出来ませんでした。しかしWindows RTならこのようにTwitterをサイドに表示させながらブラウジングといった芸当が可能です。

OSレベルでこういった表示に対応しているので、どんなアプリでも横にちょこんと置いたりできるのです。PCなら複数のウィンドウを表示させて作業するのは普通ですが、タブレットでこれができるのは本当に素晴らしいです。


"Office搭載"はSurfaceの主力武器

Surface(Windows RT)にはOffice 2013 RTが標準搭載され、「Word 2013 RT」「Excel 2013 RT」「PowerPoint 2013 RT」「OneNote 2013 RT」が含まれます。しかも日本モデルのみ商用利用が可能という太っ腹ぶり。




↑ご覧の通りタブレットで(←ここ重要)、デスクトップ版となんら変わらないOfficeが使えるのは一般ユーザーや学生にはかなり嬉しいですね。

だがしかーし!このOffice 2013 RT版は制限がつきまとうのです・・・。

なんだかんだいってもOfficeは大事:【短期集中! Surface RT】ためす! Office 2013 “RT” (1/3) - ITmedia PC USER


マクロが使えなかったりするのはビジネスマンにはかなりの痛手ではないかと思います。「Officeが入っていることを考えると安い」とよく宣伝されていますが、ちょっと言い過ぎな面もあるかなと感じると同時に、タブレットでこれだけ使えれば十分なのかなとも思いました。これは人によりますね。


圧倒的に不足のWindowsアプリ


正直かなり少ないと言わざるを得ません。ストアをちょっと覗いてみても、かなり残念な感じ。なんせ今、公式Twitterアプリが出て盛り上がってるレベルですから・・・。
せめてWindows Phoneのアプリが動いたら良かったんですけどねぇ(名案)

でもね、Surfaceの実機を触っていたら気付いたことがあるんです。
「Internet Explorerでわりとなんでもできるんじゃないか?」と。


ブラウザでどこまでできる?

偉い人は言いました、「アプリがなくてもブラウザが使えればなんとかなる」と。
GoogleのChrome OSなんてChromeしか使えないようなものですからね。
少しだけ試してみました。


動作の快適さもチェック!

Flashに対応しているのでほぼなんでもイケます。YouTubeやニコニコ動画が快適に見られるのはもちろん、このブログの更新作業もPCと同じようにできました。Gmailも使えますし、Google+もブラウザ版が見られます。Dropboxもブラウザからファイルをダウンロード可能。(苦しい援護)
この辺は購入した方にぜひ色々試して欲しいところです。
でも相変わらずIEのフォントは残念です(苦笑)


USB2.0でなんでも繋がる、microSDで容量を増やせる


Surface RTにはフルサイズのUSB2.0ポートとmicroSDスロットが搭載されています。
USBポートにUSBメモリやデジカメを接続すると中のデータがそのまま読めるほか、外付けHDD、プリンター、ゲームコントローラー、USBハブなどがそのまま使えます。ただしドライバのインストールは個別にできず、WindowsUpdateでの提供となるので、ドライバーのインストールを必要としない、繋げればすぐに使えるWindows用USB製品が接続可能と考えておけばまず間違いなさそうです。
この拡張性の高さは夢が広がりますね・・・。

microSDは64GバイトのmicroSDXCが使えるとのことなので、本体容量が32GBのモデルを購入してもデータ保存の容量は確保できそうです。

これタブレットですよ?すごいと思いませんか。
もちろんiPadやAndroidタブレットでも近いことは可能で、ブラウザはもちろんUSBメモリを繋いだり~なんてことはできるのですが、Surfaceのほうが感覚的にPCにだいぶ近く、すごぶる快適に動作します。ちなみに僕の使っているNexus 7のブラウザで同じ事をしようとするともっさりしてキツいものがありました。USBメモリも使えるけどroot化が必要だったり・・・一般人には敷居が高すぎです。

こんな感じでPCに近い使い勝手を確保しつつ↓


バッテリーが8時間以上もつ


これは大変魅力的です。ちなみにSurface Proは4時間ほどだそうな。
これらを考慮すると、使い方を考えたらProじゃなくてRTのほうが便利に使える人が意外と多いんじゃないかと思ったりしました。海外のレビューを見ていると実際は10時間以上余裕で持ちそうです。


まとめ:ずばり"Surface RTはノートPCとタブレットの良いとこ取りな端末"


一通り触れてみたところ、Windowsの使い勝手を継承しながらも、タブレットとしての軽快さやバッテリー持続時間を確保しているバランスの取れたタブレットという感想を持ちました。
しかし、Windows RTというプラットフォームの制約やアプリの未成熟具合から、ユーザーが用途をしっかり定めてから購入する必要があります。

あくまでモバイルOSだったiOSやAndroidで不満を抱えて我慢してきたユーザーを、今まで実現しなかった使い方(マルチウィンドウや拡張性)で満足させる可能性をWindows RTは秘めており、シェア挽回のチャンスはまだまだあると思います。

劇中にも自然な形で登場予定

「攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain」とのコラボも発表されたSurface RT、とにかくアプリのラインナップを増やして、iPadを買わなくても済む世界を作るのがマイクロソフトの使命ですよ!



ネックは価格か


このSurface RT、32GBモデルで価格が49,800円から。しかもこれはキーボードなしの場合であって、キーボードも手に入れるとなると57,800円と、6万近い金額になります。

アプリが成熟して誰でも使いやすい"iPad"や、アプリも豊富で、ある程度自由で安い"Android"を前にして、アプリがこの先充実するか未知数なWindows RTに約6万円投資できるかがポイントとなります。今回ご紹介したSurfaceの機能を見て「これだ!」というものがあった場合は良いですが、一般層に売り込めるかどうかはちょっと厳しいかなというのが個人的な感想。
僕もあと2万円くらい安かったらなにも言わず衝動買いしていましたが、約6万となるとちょっと冷静になってしまいますね。


とにかくお店で触ってみよ!

こんな駄文記事を読んでいただいて大変ありがたいのですが、Surfaceの魅力は実際に触っていただくのが一番手っ取り早いです。特にハードの作りは素晴らしいのでぜひ触れていただいて、キックスタンドをパタパタするのに魅了されちゃってください。

Surfaceは全国のビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、コジマ、ソフマップ、ベスト電器、Microsft直営オンラインストアで販売されています。

当レビューは実際に触った私の感想であり、間違えている所や知識不足の場合もあります。
ご了承ください。(m´・ω・`)m


Surface Proが気になる方はこちらへ

"Surface Pro"を日本から買える海外通販サイトの輸入価格比較 | Digital Grapher

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