【レビュー】初スマホデビューのオトナに使ってほしい~au2013夏モデル『URBANO(アルバーノ) L01』~ #au #URBANO #L01


やむけい(@yamkei)です。

auの2013年夏モデルとして発表された4つの新機種のうちの1つである京セラ『URBANO L01』のブロガーイベントに参加させていただいたので端末レビューをお伝えします。




本体の質感



今回僕が主に触ったのは鮮やかで濃い青が印象的な「ブルー」。質感は特別高いわけではありませんが、マットな手触りとラウンドフォルムが相まってグリップ感は良好でした。

端末の両側面にあるフレームデザインが端末をスマートに魅せる

クレードル用の充電接点は背面デザインの邪魔にならないようになるべく側面へ搭載したそうな。電源キー、端末下部のハードキー、背面のカメラライト周辺の金属削り出しパーツはデザインの良いアクセントになっています。




(クリックで拡大します)

前面上部にあるURBANOのロゴがフォントのせいかなかなかオシャレです。
全体的に主張しすぎず、地味すぎもしない、まさに大人なデザインという印象。



押しやすい物理ボタン

ホームキー、バックキー、メニューキーがすべてが物理ボタン

京セラさんは今までガラケーを使っていたユーザーがなかなかスマホに変えられない理由の一つとして物理ボタンが無い点を挙げていました。たしかにカチカチと押せるボタンに慣れている方はソフトウェアボタンを中心としたスマホの操作形態に違和感を覚える人も多いのかもしれせん。昔は物理ボタンの機種が多かったのですが、今はソフトウェアキーの機種がほんと増えました。Android4.0からの流れですね。

ボタンを押せる安心感って結構重要です。
特にURBANO L01のキーは金属削り出しなので質感も良い感じ。塗装剥げしないといいなぁ。


本体サイズ


iPhone 5と比較するとやや大きく見えますが、筐体幅約65mmで握りやすい。片手で操作したいユーザーは嬉しいポイント。


普通に握った状態だと画面の上部まで親指は届きませんが、ちょっと持ち方を変えてやれば十分届くので画面の大きさと使いやすさをうまく両立できています。大画面化が進む中、このサイズ感は貴重です。


落ち着いたイメージのカラーバリエーションは4種類



ブルーとブラックはマットで滑りにくく、ホワイトとグリーンは光沢でつるつるしている背面の手触り。
あなたはどちらがお好みですか?電池蓋だけ取り寄せて好みの組み合わせを作るのもいいですね。
おじさんがグリーンを使っていたら「オシャレだなー」って思います!
グリーンのてかてかな質感は、同じイベントにいた(@naakee)さんのブログ「いいかも」がわかりやすいです。


画面が震えて声が聞こえる「スマートソニックレシーバー」


1280×720で約4.7インチのTFT液晶ディスプレイはハイスペックとは言えませんが、京セラとKDDIが共同開発した「スマートソニックレシーバー」機能を搭載しています。

これはディスプレイ自体が振動して通話の音声を出力することにより、周囲が騒がしくても相手の声をしっかり聞くことができるというもの。この機能が搭載された前モデル「URBANO PROGRESSO」ユーザーの80%以上が満足しており、価格.comでも満足度No.1の評価を得ています。

なにより個人的に試用して思ったのが騒がしい場所で「耳の穴をディスプレイ全体で塞ぐ」という直感的な行動、動作で外部の音をシャットアウトできるというのはわかりやすくていいなぁということ。

ちなみにこの機能が初めて搭載された前モデル「URBANO PROGRESSO」よりも今回のモデルは音圧がアップされているとのことです。スマホの受話音量に不満がある人もぜひ試してみて欲しいです。


スマホ初心者に優しい


↑初めてスマホを使うユーザーのために京セラ独自の「エントリーホーム」というホームアプリを搭載。


通知バーを上から引っ張るという動作に慣れていない人でも通知を見逃さない

ホーム画面は1画面のみで構成されており、Androidの通知が画面下部にポップアップで表示されたり、メニュー画面ではガラケーのようなカテゴリー表示が可能となっています。


"データフォルダ"などガラケーユーザーにはなじみのある言葉を使っているのもポイントです。

 通知バーのトグルスイッチの種類や位置などは自由にカスタマイズ可能


2700mAhの大容量バッテリーと省電力機能


「URBANO L01」の売りの一つが2700mAhの大容量のバッテリーを搭載しているところです。(ちなみにGALAXY S4は2600mAh)
ただ大きいだけではなく、急速充電にも対応しており、約30分で50%、約140分で100%の充電が可能。また、非接触充電規格「Qi」に対応したバッテリー(専用の背面カバー付き)と充電台も別売りされる予定です。

バッテリーの消耗を抑える機能「省電力ナビ」では一週間以上ユーザーが使ってないアプリのバックグラウンド通信を止める「オート通信制御」や、指定した時間に省電力モードに自動で変更できる「タイマー機能」を搭載しています。

移動中にWi-Fiをむやみにサーチしない「インテリジェントWi-Fi」も賢い


充実のカメラ機能と背景ぼかし撮影


カメラはアウトカメラが約1300万画素、インカメラは約97万画素。
面白いのが撮影モードの中にある「背景ぼかし機能」です。これは写真を2枚撮影して合成し、一眼レフのボケを再現するものです。


キャップのところも一緒にボケちゃってますが、なかなか良い線行ってますね。
他にもHDR撮影やエフェクト、スマイルシャッター、夜景オートノイズリダクションなど流行の定番機能は一通り充実しているのでライトユーザーでも楽しめそうです。動画は1080p・30fpsのフルHD撮影が可能です。


初心者に勧めたい一台


今回の『URBANO L01』は前モデル「URBANO PROGRESS」に続く2代目のURBANOブランドスマートフォンで、ターゲットユーザーは30代から50代のオトナな男女へ向けたモデルとなっています。

コアユーザーを対象としたハイスペック機ではないためCPUにデュアルコアを搭載するなど、動作はクアッドコアモデルと比較してしまうとどうしても見劣りするトコロもあります。
しかし「ガラケーからスマホに機種変を考えている人たちにぜひ使ってほしい」と京セラの方が言っていた通り、ガラケーで当たり前だったことがスマホでも"普通"に使えるようにと各所でメーカーの努力が見えました。

あなたの周りにいるスマホデビューを考えている人へぜひオススメして欲しいモデルです。
「スマホは苦手だけど簡単ケータイは嫌だ!」という高齢者の方にもいいんじゃないかと思います。

『URBANO L01』は6月下旬以降発売予定です。


『URBANO L01』基本スペック


ディスプレイ:4.7インチHD(1280×780)TFT液晶
サイズ:縦134×横65×厚さ10.8mm
重さ:140g
CPU:Qualcomm Snapdragon S4 MSM8960 1.5Ghz デュアルコア
メモリ:2GB RAM、16GB ROM
メインカメラ:1300万画素
前面カメラ:97万画素
その他機能:Qi、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水防塵
バッテリー容量:2700mAh

URBANO L01のアクセサリー関連はこちらです。

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