【レビュー】スリム・イズ・ビューティフル。完全フルモデルチェンジ『Surface Pro 3』 #SurfaceJP

2014年7月19日土曜日 9:00



Microsoft Store (マイクロソフトストア)

こんにちわ、サーフェイサー(?)やむけい(@yamkei)です。今までSurface Pro/Surface Pro 2と使い倒してきましたが案の定、今回もSurface Pro 3を購入しました。

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ひと通りセットアップが完了してしばらく使っているのですが、今回の感想はズバリ「フルモデルチェンジだ!」です。

Surface Pro 2は初代Surface Proをベースにバッテリーやキックスタンドの角度といった弱点を強化した正統進化モデルでしたが、Surface Pro 3は画面サイズが大きく、筐体も薄くて軽くなり、持った瞬間に誰もが「今までと全然違う……」という感想を持つ突然変異的製品に生まれ変わっています。

今回はヤマダ電機で定価から2万弱ぐらい安く購入できました。詳細は以下から。

【ヤマダ電機】Surface Pro 3とタイプカバーをポイント10%付与で16500円安く買う方法 #SurfaceJP | DIGITAL GRAPHER


Microsoft Store (マイクロソフトストア)


それではさっそく開封していきます。


パッケージを開封


こちらがSurface Pro 3のパッケージです。大きな「3」のデザインが目を引きます。こういった製品のナンバリングを見ていると月日が経つのが早いなぁと感じてしまいますね(遠い目)。今までのパッケージと比べると、Pro 3は白いパッケージが見える部分の切り込みが真っ直ぐに変更されています。


箱も薄くなっています。期待してしまいますね。


裏面にはスペックや同梱品が記載されています。今回はi5の256GBモデルを購入しました。今まではモバイル用途専用だったので一番下の128GBモデルを選んでいたのですが、実は今回からSurface Pro 3をメインマシンに昇格させようと考えているのです。だから256GBモデルを選びました。512GBモデルも考えたのですが、さすがにSurface Proに20万近く出すなら違うものを買うかなと……。


ペリッとテープを剥がします。


するっーと箱を引っ張ると、本体のお出まし。今回は絵本のような蓋はなく、いきなり本体が現れます。画面が大きいのがすごくインパクトあります。


Surface Pro 3本体の下にはSurface Penと単6乾電池、ACアダプタ、簡単な説明書、Officeのライセンスキーなどが入っていますよ。


薄くて軽くなった本体、そして……シルバー!


前モデルのSurface Pro 2は10インチサイズで重さが約907g、厚さが約13.5mmと、タブレットとして見ると重くて分厚いものでした。個人的にはノートPCとして考えていたので十分コンパクトだと思っていますが、薄型化・軽量化を望むの声が大きいのもまた事実です。

Surface Pro 3は設計を一新し、12インチサイズに大型化しながらも重さが約800g、厚さが約9.1mmと大幅なダイエットと成長に成功しています。

(下部)キーボード用6ピン端子

(右側面)Mini DisplayPort、USB、充電端子 

 (上部)電源ボタン

(左側面)音量ボタン、イヤホン端子

(キックスタンド裏)microSDカードスロット

本体カラーはSurface 2で採用されていたシルバーとなり、見た目も相まってとても軽快な印象を与えます。Surface Pro 2の時点で、既にカバンへ入れても気にならない重さだったのですが、12インチサイズに大型化したPro 3でもその気軽さは変わることはありません。


実際に持った感じ、約680gの初代iPadよりも軽く感じるのが面白いところです。マグネシウム合金のボディはさらさらしており、質感は非常に高いです。

個人的にSurfaceシリーズの気に入っている部分といえば本体の剛性の高さが挙げられます。今まで使っていたVAIO Type Zはヤワで、カバンに入れて持ち歩いていると圧力によって液晶のシミが発生するなど、非常にイマイチでした。対策として分厚いPCケースに入れたりするも、意味が無く、そしてめんどくさいのです。その点、Surface Proシリーズを使い出してからはカバンのPCスペースに大雑把に入れても特に問題は発生せず、快適に使えています。

(写真はSurface Pro)

雑誌感覚で使えるノートPC、最高です。


マルチポジションになったキックスタンド


初代Surface Proでは1段階、Surface Pro 2では2段階だった大きな特徴であるキックスタンドは、Surface Pro 3で無段階になりここまで開くようになりました。代わりにカチッとスタンドが閉じる気持ちよさは失われてしまいましたが。

今までのSurfaceはタブレットながらもいかにクラムシェル型(普通のノートPC)の使い勝手に近づけるかが課題だったように思います。今回のキックスタンドによってクラムシェル型とほぼ同等の使い勝手を得たのではないでしょうか。

窮屈な電車内やだらだらしたベッドの上で、無理のない姿勢でSurface Pro 3を開くことができるようになったのです。究極的に言えば体育座りの状態で膝の上にSurface Pro 3を広げキーボードが打てるようになりました。これは今までのSurface Pro 2では不可能なことです。


接続しやすくなってて感動した……より使いやすくコンパクトになったACアダプタ 


ACアダプタは今までのものに比べて小さくコンパクトになりました。継続して充電専用のUSB端子も付いているので、コンセントの数が少ない場面でも数を占有することなくスマホなどを充電することができて大変便利です。


そしてこのACアダプタの使い勝手を左右する大きな改善が充電端子が本体に差し込みやすくなった点です。SurfaceシリーズではMacの"MagSafe"のような、磁石でくっつく端子が採用されているのですが、Surface Pro 2まではなかなかうまくハマらず使いづらいものでした。


今回から端子の出っ張りが大きくなり、本体に端子を近づけた際に磁石の力だけでスムーズに接続できてしまうほど使いやすいものとなりました。通知ランプも見やすくなり、前モデルから使っている方は地味にこれが嬉しく感じるポイントだと思います。


タッチパッドの改良と、角度が付けられるようになった新しいタイプカバー


Surface Pro 3ではタイプカバーも新しくなりました。キー配置やキーボードバックライトの搭載はそのままに、タッチパッド部分のサイズが大きくなってツルツルした素材に変わっています。左右クリックはカチッと物理的に押し込めます。おかげでMacbook Airのタッチパッド並とは言わないものの、カーソル操作やマルチタッチでの操作が非常にやりやすく改善されました。ブラウジング中に二本指でのスクロールがスムーズにできます。

Macで使うMacbookのタッチパッドは本当に操作性が良いので、マウスが使えないモバイル環境ではMacは本当に使いやすいです。なのでMacbook Airが売れるのも頷けるのですが、Surface Pro 3タイプカバーのタッチパッドもいい線を行っていると思いますよ。これは本当に嬉しい。


続いてこちらは新機能。キーボードを折って磁石でくっつけることで角度が付けられるようになりました。角度が付くことで手のポジションが高くなり、画面にキーボードが近づくことでタイピングしやすくなっています。

ただ、キーを強めに打つ人はキーボードがペチペチするので気になる方もいるかもしれません。強く打ち込んだときの微妙な振動が不快なのです。僕も角度を付けない時のほうが打鍵感が良いと感じました。しかし、この角度の良さに慣れてしまうと打鍵感を捨ててでもキーボードを立てて使ってしまいます。


ちなみに今回のタイプカバーはシアンを購入しました。定番すぎる色ですが本体のシルバーとの組み合わせが綺麗でとても気にいってます!


なぜか手元にキーボードが2枚あるんですけどね!

英字配列のタイプカバーが欲しい方はこちらをご覧ください。
【Surface Pro 3】英字配列キーボードのタイプカバーを手に入れるためには?


外側と内側に500万画素1080pのカメラを搭載


 インカメラ

アウトカメラ

Webに気軽にアップする分には十分な写真が撮れます。なぜかインカメラのほうがフォーカスがよく合いました。



動画はこんな感じ。mp4ファイルで保存されます。


ディスプレイが大きくなって作業スペースが広くなった。最高の改善点。


Surface Pro 3の画面は12インチで比率が3:2と、タブレット端末としてはかなり大きめ、他のノートPCではあまり見ないサイズとなっています。

これがですね、本当に素晴らしいのですよ。縦に解像度が増えて作業効率が格段にアップしました。文章を書く人やプログラマーは歓喜といった感じ。使ってて窮屈さを感じません。これだけでSurface Pro 3を選んでもいいくらい気に入っています。安心してメインPCを任せられる。


解像度は2160×1440でとても広く、表示の最高設定だとヤフーのトップページがこんなに小さく表示されます。さすがにこれでは見づらいのでWindowsの表示設定を125%、Google Chromeの表示設定も125%にするとちょうどいいです。

ソフトウェアキーボードを表示しても余裕

ちなみに初期設定ではChromeなどのアプリケーションがぼやけて見えるので、デスクトップで右クリック→画面の解像度→テキストやその他の項目の大きさを変更→「すべてのディスプレイで同じ拡大率を利用」にチェックします。

右はSurface Pro 2

画面比率が3:2になって良くなった点はもう一つあります。それはタブレットスタイルで縦に持ったときの自然さです。16:9だったSurface Pro 2では縦長の画面にすごく違和感を感じていました。Surface Pro 3はベゼルが小さくなったのもあり、タブレットとして違和感を感じることが少なくなりました。


一方で、体感は上の写真ほどひどくはありませんが若干液晶の黄色っぽさが気になります。ホワイトバランス機能を搭載してほしいです、切実に。


Surface Penの使い心地は?


新しいSurface Penは生まれ変わりました。今までのSurface Proに付属していた安っぽいペンとはまったく違います。


というのも、ペンの仕組みがワコム製からN-Trig製に変更されたのです。ペン本体も電池式になり、金属筐体で重量感のあるペンに変わっています。上部にはOneNoteが起動できる紫色のボタン、下部には2つのボタンが搭載されています。精密ドライバーを使って開ける部分には319ボタン電池2個も内蔵されています。本体とはBluetoothでペアリングします。

・絵は描かない
・文字を書いたり、ウィンドウ操作がメイン

という立場から感想を言わせてもらうと、ずばり非常にイイです。


まず、ペン先とカーソルのズレがとても小さいので狙ったところに文字が書けます。紙に書いている感じに非常に近いです。そしてズレの小ささとペンの重量感が相まって小さな文字が書きやすいのです。これはSurface Pro 2のワコムペンでは無かった書き味。


そしてSurface Pro 2に搭載されたワコムの特徴である画面隅でのカーソルズレがSurface Pro 3のN-Trigでは発生しません。画面隅にはウィンドウのボタンが表示されることが多いので、ズレがあると使いづらかったのです。

結論として、Surface Pro 3のSurface Penはポインティングデバイスとして非常に優秀です。そしてOneNoteと組み合わせれば紙のノート代わりに十分使えます。

Surface Pro 3を使ってみた絵師さんのレビューを見ていると、N-Trig採用を残念がるものが多く見かけますが、一方でN-Trigとワコムの癖の違いを理解し、描き方を変えれば問題ないという意見も見かけます。多分これが正解でしょう。


今回から、ペンは本体に取付けできなくなったので、タイプカバーにはペンを収納するアタッチメントが同梱されています。シールで貼るタイプです。正直微妙なので速攻外しました。


毎度おなじみ、スピーカーの音が地味に良い


Surfaceシリーズはスピーカーが良く出来ています。Surface Pro 3は前面上部にステレオスピーカーが搭載されており、完璧とは言わないまでも、なかなかに迫力のある音を楽しむことができます。ちょっと聴く分なら外部スピーカーを接続しなくても大丈夫です。出張先のホテルで映画鑑賞とかに良さそう。


ファンの音は気になる?発熱は?

こんな書き込みもペンで簡単にできます

ソフトウェアのインストールや、データの移行をしていたセットアップ直後はファンの音がかなりうるさくて「マジかよ……」とビビっていたのですが、今は落ち着いて静かになりました。

電源を接続していない状態で、ブラウジング&iTunes&Tweetdeck同時起動程度ではファンは回らず完全無音です。ニコニコ動画を再生してもファンは回りません。CPUのクロック制御が効いているようです。無音でPCが動くのに感動します。

電源を接続していると、余裕を持った動作をするのか早めにファンが動き出しますが、音は小さく、気になる程ではありません。

フルパワーで稼働させたり、背面がアツアツになってくると、そこそこ大きな音でファンが動き出します。ちょっと気になりますね。

発熱は本体の背面左側が熱くなります。ブラウジング程度ではぬるくなった缶コーヒー(の表面)くらい。フルパワーで動作させている時は購入直後の缶コーヒーより熱い感じ。

Surface Pro 2はブラウジング程度では発熱せず冷たいくらいだったので、Surface Pro 3は薄型化が影響しているのかもしれません。唯一Surface Pro 3で退化した部分です。

とはいえ、ノートPCスタイルで使っているときはまず本体に触れないし、タブレットスタイルで持つ際はWindowsロゴが上に来るように持てば発熱を感じづらくなります。


まとめ


Surafceのコンセプトである「これさえあれば、何もいらない。」にぐぐっと近づいたSurface Pro 3、いかがでしたでしょうか。

Windowsでこれほどまでに魅力的で、所有感を満たしてくれるマシンは現状Surface Pro 3ただ一つです。僕は1年半前に初代モデルを日本発売前に輸入してまで手に入れ、新モデルが出る度に買い換えるほど魅了されています。

僕は強くてカッコいいPCが欲しい、ただそれだけでございます。

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※レビューは個人的な感想です。

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