NFC芸で自分の水族館を作れるアプリ『Ikesu』をサンシャイン水族館で試してきた


やむけい(@yamkei)です。
2月7日より池袋の"サンシャイン水族館"にてスマートフォンやタブレットの中に自分だけの水族館を作れるサービス「Ikesu」を開始しています。行く機会があったので試してきました。


「Ikesu」とは?


水族館の水槽に魚の情報を載せたNFCタグを設置し、NFC対応スマートフォンでタッチすることでIkesuアプリに水槽の魚を取り込みます。水族館から帰った後でも、取得した魚をアクアリウム(水槽)で泳ぎ回らせたり、魚に関する詳しい情報を見返すことができます。(公式サイトより
現在はNFCだけでなく、QRコードでの読み取りにも対応しています。


まずは端末にアプリをダウンロード

「Ikesu」に対応している機種はAndroidとiOSで、最初に各アプリストアからアプリをダウンロードします。タッチして読み取る機能を楽しむためには近距離無線通信技術であるNFCに対応している必要があり、大体2012年冬モデル以降の機種なら対応していることが多いですね。他にはNexus 7などのタブレットも対応しています。iPhoneなどNFCに対応していないスマートフォンはQRコードを読み取ることによって同じようにIkesuを使うことが出来ます。


サンシャイン水族館の入り口にも同様の案内がありました。
そういえば、NFCは端末の設定でオフになっている場合があり、わからない人は「読み取れなーい!」ということがあったので、そういった設定の案内もあればよかったと思います。


水槽の近くにNFCタグが置いてあります



さっそく水族館の中を見て回ると、至る所にNFCのタグが貼ってあります。
端末でタッチしてみると、空っぽだった水槽に魚が現れる!
水槽はカスタマイズすることも可能。餌があげられたり育成できたらもっと楽しいかも?





館内マップやイベント情報なども見られるので水族館を見て回る上でも便利に使えるんじゃないかと思います。


タブレットなら机の上に置いておき、水槽として楽しむこともできますね。

NFCタッチし放題です

そういえば注意点が一つ、NFC/QRを読み取る端末はネットワークに繋がっている必要があります。私はNexus 7で行ったのですが、テザリングが必要でした。またサンシャイン水族館の中はauのiPhone 5で回線が非常に不安定。なかなか厳しいものがありました。ご注意くだされ。


思ったこと

目の前で優雅に泳いでいる魚が自分の持っている端末に入ってくるのは面白い体験でした。水槽を泳いでいる魚をタッチすると魚の詳細が見られたりするので、家に帰ってからも図鑑としても使えます。魚を集めてコレクションする楽しさやスタンプラリー的な面白さもあり、Ikesuは水族館とアプリが融合した非常に面白い試みだと思いました。


ただ、現場で遭遇して目に付いたことが一つ。NFCタグの前でお母さんと小さい娘の親子がいたのですが、お母さんはケータイでNFCを読み取ることに夢中。更には小さい娘が「はやく行こうよー!」と騒いでいるのに「邪魔しないで!」とばかりに叱っている場面。ちょっと萎えました。ああいう親にはなりたくないものですね。
せっかく水族館に来たのだから、端末の画面ばかり見るのではなく実際に泳いでいる生き物を目に焼き付けるのを忘れないようにしたいものです。あとエイがすごく可愛かった。エイ可愛い。エイ持って帰りたい・・・(←こういう時にIkesuが役立つのですね!

興味がある方はお早めに

サンシャイン水族館で「Ikesu」が楽しめるのは2013年4月7日まで!
普通に水族館を楽しみたい人からNFCでタッチしまくりたいガジェクラの人までオススメです。
更には3月いっぱいまで学生は入場料が1000円と大変お得です。え、僕ですか?学生1000円なのを知らずに通常1800円のところを前売り1700円で買って、どや顔で「お得だわ!勝ち組!!」とかのんきにカマしておりました。うぼぁ・・・。

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