シャープの中の人に聞いてきた!AQUOSスマホ2014年夏モデル ~便利機能・グリップマジック編~

~EDGEST・デザイン編~
~IGZO・PureLED・カメラ編~

続きです。AQUOSには国産スマートフォンらしい様々な便利機能が搭載されています。これはXperiaやGALAXYにはない大きな魅力です。


片手操作しやすいワンハンドアシスト


ワンハンドアシストは画面の上部に指が届かないとき、画面全体をそのまま縮小してしまうというなんとも単純明快な機能です。これなら電車のつり革で片手操作している時でも楽に操作ができます。今までも画面全体を下げたりボタンを下にもってくる機能などは他社にありましたが、逆に別のボタンが隠れてしまって押せなくなったり、特定の場面では使えなかったりしました。

今回のような、単純に画面を縮小するというシンプルな方法が意外と一番使いやすいのかもしれません。


側面にセンサーを内蔵し様々な便利機能を実現する「グリップマジック」

側面のセンサーは外から見えません(注・赤の304SHは非対応)

2013年冬モデルのAQUOS PHONEから搭載されている「グリップマジック」は本体側面に搭載されたセンサーで、手でスマホを握っているか感知する機能です。これがどんなふうに便利なのかというと

・ポケットの中で握るだけで新着通知をバイブでお知らせ
・机に置いたスマホに電話着信時、スマホを手に取るまで電話番号のみ表示でプライバシーを保護。手に取ると着信音量のボリュームが下がる
・端末を縦に持っている時は自動画面回転オフ・消灯オフ

といった、ガラケー成熟時代にあったような気の利く便利機能がスマホでも実現されています。これらは海外メーカーの端末ではあまり見かけないので、かなり大きなアドバンテージになると思いますね。


グリップマジックは薄いカバーであればそのまま使用可能です。開発段階から厚さの違うカバーを複数用意して実験を繰り返したんだとか。金属フレームの304SHはグリップマジック非対応とのことですが、今後はぜひ両立を期待したいところです。


触ってわかったAQUOSの魅力


3キャリア向けのAQUOSを同時に比較できる貴重な機会だったのですが、それぞれキャリアごとの差を見ると面白いですし、色々な思惑が交錯しているのかなと思ったりもしました。個人的にはやはり金属ボディの304SHがお気に入りです。

スペックが各社横並びになってきて、ぶっちゃけ国産メーカーはいかにXperia・iPhoneのブランド力を崩せるかが勝負になってきていると感じます。その上で、今回のEDGESTと呼ばれる狭額縁デザインはユーザー目線でも魅力的がかなりわかりやすいです。これからシャープのスマホを支える大きな武器になると思うのでこれからも更に進化を追い求め続けて欲しいと思います。

詳細スペックは公式サイト・ITmediaの詳細ページをご覧ください。

緊急時節電機能も装備:NTTドコモ、国内初の「VoLTE」対応スマホ/タブレットなど2014夏モデルを発表――フィーチャーフォンの新機種も - ITmedia Mobile

ドコモ向け「AQUOS ZETA SH-04F」は5月23日発売予定
ソフトバンク向け「AQUOS Xx 304SH」は5月23日発売予定
au向け「AQUOS SERIE SHL25」は6月下旬発売

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