HTC Conference Tokyo 2014でお披露目された新HTC J butterfly(HTL23)ファーストインプレッション&乃木坂46新曲 #HTC #HTCJP


8月19日開催の「HTC Conference Tokyo 2014」にご招待いただいたので、イベントでお披露目された『HTC J butterfly(HTL23)』をご紹介します。


どんなスマートフォン?


HTC J butterfly(HTL23)は、KDDIおよび沖縄セルラーから発売されるau向けAndroidスマートフォンです。国内向け機能に特化するHTC Jシリーズの最新モデルとなり、ワンセグ/フルセグやおサイフケータイ、赤外線、WiMAX 2+、防水防塵などを搭載しています。


発売日は?


8月29日(金)に全国一斉発売されます。既に事前予約受付が開始中です。

ちなみに、海外向けの兄弟機種「HTC butterfly 2」は9月2日より台湾で発売。他に香港、インド、マレーシア、シンガポール、タイの大手通信キャリアでも発売予定です。


本体カラーと質感

左から順にルージュ(赤)、キャンバス(白)、インディゴ(青)

ボディーカラーは全3色で、前面まですべてホワイトになっているキャンバス(白)以外はブラックとのツートンカラーになっています。




上から順にルージュ(赤)、インディゴ(青)、キャンバス(白)

背面はルージュ(赤)、インディゴ(青)がツルツルな光沢で、キャンバス(白)が陶器のようなサラサラマットな質感です。光沢カラーは指紋が気になるかもしれません。

ルージュ(赤)はHTC端末ではお馴染みの鮮やかなレッドで物欲を刺激する色合いなのに対し、インディゴ(青)は深みのあるブルーで落ち着きを感じます。キャンバス(白)は他のカラーと手触りが違うので、個人的には質感が一段階上に感じました。

過去モデルのHTC J butterfly(HTL21)ではブラックがマット質感担当だったので、どうしても指紋が目立ってしまい気になりました。今回はホワイトにマット質感なので指紋が目立たずとってもいい感じです。僕が買うならキャンバスかルージュです!


本体デザイン

(下部)

(右側面)

(上部)

(左側面)

前モデルHTL21の流れを継承した流線型で柔らかみのある優しいデザインです(それにしてもホワイトが美しいですね……)。特に注目なポイントは本体下部の端子を見ていただくと分かる通り、キャップレス防水防塵な点です。キャップの破損に怯えることなく水場で使えるのは嬉しいですね。

サイズは70 x 145 x 10 mm (幅×高さ×厚さ)/重さ約156gで、前モデルHTL21より1mm細く、縦に2mm長く、厚みが0.8mm増え、約16g重くなっています。


厚みが増えて重くなっていますが、ラウンドデザインのおかげで持ちやすく手にフィットするので特に気になりません。画面上部に指は届かないのでがんばって伸ばしましょう。


ディスプレイとデュアルステレオスピーカー


ディスプレイは約5.0インチのフルHD(1920×1080)SuperLCD3を搭載しています。今回、ディスプレイは特に宣伝されていませんが非常に高精細で明るく、綺麗でした。タッチ感度も良好で満足できるディスプレイです。売りにするまでもなく「これくらいが普通だよ」というHTCの余裕を感じます。いまだにタッチパネルの感度がどうとか言っているメーカーに聞かせてやりたいですね。


本体上部と下部には新設計のアンプを搭載したデュアルステレオスピーカーを搭載し、HTC Oneに比べ25%大きい音量出力を実現しています。おかげで騒がしい会場でもしっかり音楽を楽しむことができました。

各メーカーのフラッグシップ機はフロントデュアルスピーカーが主流になってきました。スマホのスピーカーが良いとなんとなく嬉しいですよね。


背面に2つカメラを搭載する「デュオカメラ」


背面には1300万画素カメラと200万画素の奥行きセンサーカメラを搭載しています。撮影時に奥行き情報を保存することができるので、撮影後にフォーカス位置を変更できる「リフォーカス」機能や、画面を傾けることで立体的に見える写真を撮影することが可能です。フラッシュはデュアルフラッシュを搭載しています。

クリックで拡大

「リフォーカス」機能はこんな感じ。今までもぼかし機能を搭載したスマホは数多くありましたが、事前にぼかしモードに設定しておく必要があったり、撮影後にカメラを動かす必要があったりで、ここぞというシャッターチャンスに使えないものばかりでした。HTC J butterfly(HTL23)では常にデュアルカメラで撮影しているため、すべての写真をいつでも後からぼかし処理することが可能になっています。

ちなみにインカメラは500万画素で、流行りの「セルフィー(自撮り)」でも高画質な写真が撮影ができます。最近はインカメラの高画質化がトレンドになりつつありますね。

撮影した写真を使った編集機能も充実。乃木坂46のメンバーは見事に使いこなしていた。


画面オフの状態から様々な機能を呼び出せる「モーションローンチ」


HTC J butterfly(HTL23)に搭載された、HTCのUXをつかさどる「HTC Sense 6.0」は様々なジェスチャーに対応しています。ディスプレイをダブルタップで画面点灯し、左右上下にスワイプすることで様々な機能を呼び出す、なんてことが可能です。

こういった機能はスマホの大画面化に伴い、各社工夫して搭載してきていますね。特にダブルタップで画面点灯は標準機能になりつつあります。僕も必須機能だと思います。


オーディオブランド"JBL"のイヤホンが付属


オーディオメーカー「HARMAN」のデジタル信号処理(DSP)機能「LiveStage シグナル・プロセッシング・テクノロジー」を実装しています。付属するHTC J butterfly(HTL23)オリジナルカラーのJBLハイパフォーマンスインイヤーヘッドフォンと組み合わせれば高音質な音楽を楽しむことができます。音質には定評のあるHTCですが、今回も更にパワーアップしている模様です。

本体の音質だけでなく、大事な出力部分(イヤホン)にも力を入れているところにとても好感が持てます。普通の人は高いイヤホンなんて買ったりしませんから、最初から良いイヤホンが付属しているのはかなり重要です。素晴らしい取り組みと思います。


また、付属のJBLハイパフォーマンスインイヤーヘッドフォンはケーブルが平べったいきしめんタイプになっており、ポケットやカバンの中から取り出した時も絡みづらく非常に使い勝手が良いものになっています。カラーも若者向けでフレッシュです。


通知が透ける「ドットビューケース」


au +1コレクションにて販売されるドットビューケースをHTC J butterfly(HTL23)に装着すると、ケース上に時刻や天気、SMS、メール、着信などをドットマトリックスで表示できます。


ドットビューケース表面


ドットビューケース裏面


ドットビューケースを装着したところ

ドットビューケースを装着したところ(下部) 

ドットビューケースを装着したところ(右側面) 

ドットビューケースを装着したところ(上部)  

ドットビューケースを装着したところ(左側面) 


カバーの上から2回タップすると新着の確認ができるほか、ケースを閉じたまま電話を受けることも可能です。表示されるデザインは好みのものに変更が可能です。


僕はフリップタイプのカバーは否定的なのですが(開けるのめんどくさそう)、こういった魅力的な機能が備わっちゃうと欲しくなっちゃうじゃないですか……!


製品アンバサダーの乃木坂46がイベント内で新曲を披露 10thシングル「何度目の青空か?」


本イベントでは2年ぶりにHTC J butterflyの製品アンバサダーとして起用された乃木坂46のメンバーも登場し、新CMで使用される新曲「何度目の青空か?」も発表・披露されました。


記事中にも写真がちょくちょく出てくるように、実際に乃木坂46のメンバーがHTC J butterfly(HTL23)の機能紹介を行うというユニークなプログラムが非常に面白かったです。アイドルがスマホを持つと華が出ますね!

乃木坂46のメンバーが登場するHTC J butterfly(HTL23)の新CM3本はこちら。新曲「何度目の青空か?」も聴けます。






あとがき


まもなく発売される「HTC J butterfly(HTL23)」、さすがのHTC製だけあって選んでも間違いはなく、自信を持ってオススメできる機種なので気になる方はぜひチェックしてみてください。僕もXperia Z1 SOL23を最近壊しちゃったのでHTC端末買おうかな……。

HTCってWindows Mobile時代から知っているので、スマホ好きからするとなんだか憧れるメーカーだったりします。



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