イギリス・ロンドン旅行記⑥~5日目・ハリポタ&きんモザ聖地巡礼、レンタカーでコッツウォルズドライブ編~ #kinmosa


イギリス・ロンドン旅行記⑤~4日目・やっとビッグベンに遭遇、紅茶を買い占め念願のガストロパブ編~の続き。

ロンドン滞在5日目。快晴。
本日からついに悲願だったコッツウォルズ地方をレンタカーで巡るドライブである。目的地はそう、きんいろモザイクの舞台となったフォスファームハウス!

(1日ごとに記事を分けると決めてしまったので、今回はとても長くて写真がデカいです。ごめんね。)
(当記事に使用されるアニメのキャプチャ画像は、著作権法第32条に基づきロケ地との比較目的で引用しております。著作権は権利者様へ帰属します 。©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会)


2月4日(イギリス現地時間)ヒースロー空港で車を借りる

早朝の地下鉄はサラリーマンが大半を占める

この日は朝5時半起床。レンタカーをヒースロー空港で借りることになっているので、ホテルの朝食をパスしてさっそく地下鉄で移動開始。ホテルの近くで借りることも考えたが、ロンドン市内はコンジェスチョン・チャージと呼ばれる渋滞回避を目的とした通行料がかかる場合があると聞き、面倒事はごめんなので今回はやめておいた。

レンタカーの予約は日本であらかじめ済ませてあった。rentalcars.comというサイトで希望の日程を入力すると、各社を横断して検索できるので簡単に車が探せる。支払いも事前にクレジットカードでOK。レンタカーには年齢制限があり、会社によっては当時22歳だった自分は借りられない場合もあったが、そのへんも条件設定に加えるとちゃんと車を探すことができる。今回利用したのはSixtというレンタカー会社だ。


電車に揺られること1時間、空港に到着。早めの行動が功を奏して予約の時間までしばらくあったので、朝食のサンドイッチと飲み物を購入して時間を潰す。早朝でも空港内は人で溢れかえっていた。そういえば誰かと待ち合わせしているであろう貴婦人に「電話を貸してほしい」と言われ、現地SIM入りのスマホを貸したが相手に繋がらなかった。あの人はちゃんと待ち合わせできたのだろうか。


ロンドンの鬼畜UFOキャッチャー
(゜∀゜)アハ八八ノヽノヽノヽノ\/\



空港内のレンタカー受付に向かうと「直接営業所に向かってくれ」の立て札。どうやら営業所まではバスで移動するらしい。指定されたバス停に向かうと、レンタカー各社のロゴが書かれた時刻表を見つけた。「自分たちが利用するsixtはどこかな~」と探していると、なんと「電話で呼んでくれ」の文字。

「まじかよ!英語で電話なんてしたことないよ!!」なんてビビりつつ、腹をくくって書かれた電話番号にかけてみた。SIMカードを買ってイギリスの電話番号を取得しといて良かったー!と心底思った瞬間である。

電話をかけるとお姉さんが出たので、自分の名前と、バスが欲しい旨とバス停番号を伝えた。正確に伝わったか不安だったが、10分そこらで無事sixtのバスが来てくれた。勢いでなんとかなるものだ。

 Sixtの店内

空港内をまわって他の乗客(スーツの男性1人)を乗せ、バスに揺られること15分くらい。sixtの営業所に到着した。オレンジの内装で派手な感じの店内に入り、日本で印刷してきた予約表をデスクにいたお兄さんに「車を借りたい」と伝えつつ渡してみる。

契約について説明してもらっている時は、正直何を言っているのかうまく聞き取れなかったが、とにかく保険をフルで付けるようにお願いしたら伝わったようで安心した。

しかし、ここでアクシデントが発生。

手渡したクレジットカードを撫でながらお兄さんが「エンボスがないクレジットカードは使えないヨ」と言ってきたのだ。エンボスとはカード表面にある番号や名義の凹凸のこと。自分がメインで使っていたのはPASMO一体型の東急カードだったので、番号などが印刷されているエンボスレスタイプだった。

海外ではエンボスのあるクレジットカードしか使えない場合が以前はあったが、最近はほとんど大丈夫と聞いていたので、自分は不覚にも予備カードすらエンボスレスカードしか持ち合わせていなかった(唯一、持っていたエンボスタイプのカードはJCBだったので使えず……)。

ドライバーとして事前登録している自分名義のエンボスレスカードが無いので、車が借りられそうもない。「これは詰んだかも……」とか「あー、これは今日明日の日程すべてキャンセルか……?」と非常に焦りつつ、一緒にいた友人と持っているカードをすべてデスクに並べていたら、お兄さんが友人の出した「楽天カード」を指さした。楽天カードはVISAでエンボスカードなのだ!

そしてなんと、メインドライバーをカード名義人の友人に登録しなおすことでOKとのこと(!)。国際免許証は自分しか持っていなかったので、友人はてっきり登録できないと思っていたが、日本の免許証だけで登録できるらしい。

後から調べたら、どうやらイギリスは国際免許証の携行は不要で日本の免許証のみで運転可能とのこと。ただ、日本の免許証だと現地の人が読めないので英語表記の国際免許証があることが望ましいそうな(レンタカー会社によっては必須)。なるほど。

当時はよくわからなかったので、一応現地で運転するのはサブドライバー登録(有料)した自分だけにしておいた。

何やら色々頑張ってくれたデスクのお兄さんに最後「英語がうまくなくてごめんね」と伝えたら笑顔で「気にすんなよ!」って言ってくれたのでこの人に一生付いていこうか迷ったところだ。

ともかく、sixtで車を借りる予定の人は自分のクレジットカードがエンボスカードかよくチェックしてほしい。

ひと通り書類作業が終わると、今回貸してくれる車へ案内してくれた。一緒に歩いている途中でお兄さんが一言。

「追加料金でグレードアップする?」


車を借りてまっすぐゴー!……あれ?


というわけで、本来ならもう少し小さい車だったのだが、真っ赤なハッチバックにアップグレードされた。車種はオペルのイギリス現地ブランド「ヴォクスホール(Vauxhall)」のアストラという車種だ。



お兄さんに鍵を渡されて「じゃ、いってらっしゃい!」という感じだったので、しばらくヘッドライトの点灯やガソリンタンクの開け方に試行錯誤していたのを覚えている。


持ち込んだ車載スマホスタンドを装備。ナビゲーションはNexus 5のGoogleマップにすべて任せたが、本当に神アプリだった。


別の記事でも書いたが、今回のレンタカー旅はGoogleマップがなかったら成立しなかったといっても過言ではない。目的地さえ設定すれば日本語で案内してくれる。この安心感は本当に心強かった。

ちなみにイギリスはMT車が主流で右ハンドル左側通行だ。感覚的に日本と同じなので、違和感なく運転することができた……と言いたいところだったのだが、実はやむけいさん、発進直後はエンスト連発だった。

初海外ドライブの模様を動画でご覧いただこう。エンストしまくりの上、ワイパーとウインカーを間違えるお約束(外車はレバーが左右反対に付いてる)。「こんなに運転が難しい車で不慣れなイギリスを走るのか……」と内心気が重くなっているところだ。



……いつ見返しても胃が痛くなる映像である。運転は大好きなので、普段はATに乗っているからといってこんなにMTに不慣れではないはずなのだが、実はこれには原因があった。



実はずっと3速発進していた(爆)



このアストラという車、シフトパターンが↑こんな感じなのだが、1速に入れるときに誤ってRにギアを入れてしまうのではないかと心配になり、自分は一番左上ではなく若干真ん中寄りにシフトノブを入れていた。ところがこれ、リバースに入れるときはシフトノブの裏側にあるボタンを押さないと入らないようになっているので、1速に入れるときは思いっきり左上にシフトノブを動かしていい。

こんなことに気づかず、しばらく苦労して発進していたのであった。外車こわい……めちゃくちゃ恥ずかしい……消えてしまいたい……。


と、色々あったもののシフトの勘違いに気づいてからは快適なドライブをスタートすることができた。ヒースロー空港近くのsixt営業所を出発し、ナビの指示通りに車を走らせ「M4」と呼ばれる高速道路に乗った。イギリスの高速道路は無料なので、料金所などを気にすることなく走れて非常に良い。


快調に飛ばしていると急な土砂降り。2月当時、コッツウォルズ地方は日本でも報道されたとおり洪水被害が酷かった時期だ。


美しい田園風景が続く。東北道をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれない。雨はすぐに止んだ。


M4を下りて、下道に入る。反対車線はやけに混んでいるがこちらは快適そのもの。


軍用車両とすれ違った。とても迫力がある。


こんな雨上がりでキラキラ光る、古き良き町並みをドライブ、最高である。


イギリスの古き良き田舎、ラコック(レイコック)


車を1時間半くらい走らせ、最初に向かったのは「ラコック(レイコック)」と呼ばれるハリーポッターの撮影でも使われた小さな村だ。


こちらは村の表通り。観光地だけあって車でいっぱい。この通り沿いはすべてお店の駐車場なので、更に進んだところにある無料駐車場に向かう。ここをノロノロ走っていたらおじさんが「駐車場はあっちだよ」と教えてくれた。とても親切だ。


平日だったので空いているだろうと思っていたが、駐車場に向かうとあいにく満車だった。仕方なく入り口の空きスペースに止めさせてもらった。車を置いている間、怒られないかヒヤヒヤしたのを覚えている。ちなみに路側にある黄色の二重線は駐車禁止を表している。イギリスを走る上で基本的な交通ルールを調べてきて役立った!嬉しい!






ご覧のとおり、石造りの家が並ぶ町並みが非常に美しい。あまりに美しいので本当に人が住んでいるのか疑問に思ってしまう。ディズニーランドで各所にある綺麗な建物の中がどうなっているのだろう、という感覚に近い。散歩するだけでとても楽しいし、写真を撮りたくなる。晴れてくれてよかった。



聖シリアク教会。どっしりとした建物はなかなか迫力があった。中に入ってみようと思ったが鍵がかかっており断念。


ハリーポッター(の廊下)に登場するレイコック寺院


村を進むと現れるのがレイコック寺院だ。小さい博物館になっている入り口の建物で入場料を払うと中に入ることができる。途中、ハリーポッターの話をしていたら、受付のおばさんが劇中に使われた場所を地図で説明してくれた。なんて親切なんだ。


靴紐がほどけた

レイコック寺院の敷地は広く、ちょっとした森林公園のようになっている。外を歩いていると、あいにく雨が降ってきてしまった。が、気にしない。






敷地内の建造物はほとんど入ることができる。観光客が少なく静かだったので、ゆっくり落ち着いて見て回ることができた。



中庭があるこの場所は……!


まさしくハリーポッターの劇中に登場するホグワーツ魔法魔術学校の廊下だ。特徴的な天井に見覚えがあるのですぐわかる。

レイコック寺院が使われたシーンの解説も

旅行などで観光地を見て回るのは楽しいけど、正直よくわからないことが多いと思う。でも、馴染みのある作品に登場する舞台だと、「あぁ来たんだ……!」という実感が得られやすい。そういう意味でも聖地巡礼って素晴らしいなと思った。



敷地内には不思議なオブジェがたくさん設置されていた。カメラかレンズに縁のある地らしい。


入り口の建物に戻ってみると、宇宙展らしきものがやっていたので、ひと通り見て回る。面白い壁紙があったのでアホなことをしていたら、スタッフのおばさんに笑われてしまった。


レイコック寺院を出て再び村へ。目に止まった商店に入ってみる。



食料品を扱うお店。変なアーティスティックなモノが好きな彼は店内の置物に目を輝かしていた。ちゃっかりおばさんとも写真を撮った。


さっきのお店で買ったサンドを頬張りつつラコックを歩いて見学。







ぜーんぶ、絵本の中みたいなところだ。歩いているだけで癒される。


「よかったー車ちゃんとあったー」。満足したところで、ラコックを後にした。


イギリスでもっとも美しい村と呼ばれるカッスルクームへ


続いて向かったのはカッスルクームと呼ばれる、コッツウォルズ地方の中でもオススメ上位に挙がる村。なんだかとっても美しいそうだ。ラコックからは山道を通って20分ほどで到着するのだが、途中で一本道を間違えてしまった。すると、ステキな場所に遭遇した。




牧羊地だ。羊がいっぱいいる!しかもみんなこっち見てる!!かわいい!!



©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

不意にもアニメの完全再現をしてしまった。最高だ。


車を停めてしばらくまったり。なんて美しい場所なのだろう。雨で地面はぬかるんでいるけれど、道を間違えて良かった。


ちなみにこの場所はここ↑


羊に寄り道しつつ、カッスルクームへ到着。メインストリートが数百メートルしかない本当に小さい村だ。上の写真は中心部。なんとなく駅っぽい雰囲気だったがもちろん電車はない。





メインストリートは緩やかな坂になっており、川が流れているところも。



イギリス人の白鳥さんに歓迎を受けた。どうもどうも。



ちょっと歩くと村のはじっこ。そんなところ。


中心地に戻ると、何やらステキな出店が。


自家製のケーキだろうか。ポストにお金を入れて買うことができる。海外でも田舎の無人販売なんてあるのだなと新鮮な気持ちになった。うーん平和だ。

チョコケーキを食べたが、濃いチョコながらふわふわで、あっという間に食べ終わってしまった。


こちらはセント・アンドリュース教会。無料で中に入ることができる。





他に観光客がいなかったので、教会の雰囲気を贅沢に味わうことができた。ピンと張り詰めた空気は独特そのもの。


久しぶりに日本語を見つけてテンションが上がる。


千と千尋の神隠しが描かれたトラックを発見。さてお次は……。


聖地、Fosse Farm House(フォス・ファームハウス)へ!


カッスルクームから歩いていけるほど近い場所に今夜の宿「フォス・ファームハウス」がある。何を隠そう、ここはアニメ「きんいろモザイク」に登場するアリス・カータレットの実家のモデルとなったB&B(民宿)である。



©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

みよ!この再現度!ご覧のとおり、見たまんまである。赤いドアがアクセントになっていてビジュアル的にも大変素晴らしい。現地でしか味わえないこの感動、空気感、すさまじいものがある。


建物の横にある駐車場に車を停めてさっそく中へ。予定より少し早めに到着してしまったが、快くオーナー兼シェフのキャロン・クーパーさん――ではなく、日本人のTさんという女性が迎え入れてくれた。


実は日本からメールでフォス・ファームハウスの予約をする時から、この日本人女性とやりとりしていた。ここのオーナーのキャロンさんはお手伝いさんを日本人から募集するくらい大の親日家なのだ(詳しくは公式サイトで)。公式サイトに日本語が用意されているくらいなので相当だろう。


©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

異国の地で久しぶりの日本人(しかも可愛い!)に会えたという安堵と、きんモザの聖地ということで色々頭が混乱しそうになりつつ、宿泊する部屋へ。

と、その前に綺麗なお庭を見せていただく。


©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

きんモザの監督が取材に来たときのお土産として有名な風鈴。玄関で常に風鈴が鳴っているので、諸々含め「本当にここはイギリスか!?」と混乱してしまう。

©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

劇中にも風鈴が登場している。


©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

劇中に登場するテーブルとベンチ、馬のおもちゃ。本物だ……!


ちなみに奥に映る樽も実在する。


中身はこんなことに!


お庭がステキすぎて、「うおー!」と叫びながら走り回りたくなった。アニメ関係なく、素晴らしいロケーション。コッツウォルズ地方を回る方はみんなここへ泊まればいいと思う。

やむけいさんのスマホの待受になっている

それではさっそく中へお邪魔する。


©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

ドアストッパーとして登場したクマの置物。

©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会


玄関横の棚には劇中にも登場した緑の小物入れとアニメの写真がある。キャロンさんもTさんもきんいろモザイクが大好きなのだ。きんモザ系女子だ……(!)


オシャレな長靴が並べられていた。ミーハーなので全部オシャレに見える。


玄関を入ってすぐ右の部屋はリビングになっている。劇中には恐らく直接登場しない部屋だが……


ご覧のとおり、きんモザグッズ、いや愛で溢れている。写真は2014年2月当時のものだが、現在はもっとすごいことになっているらしい。フォス・ファームハウスの所有物だったり、ファンが持ち込んだものだったり。



ちなみに部屋に飾られている小物はすべて購入することが可能だ。


なんと、ハリーポッターのダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンも泊まりにきたらしい。きんモザすごい!(違う)


それでは宿泊する2階の部屋へ!

部屋のキー



©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

こちらが劇中で忍が宿泊する部屋だ。実際は「パインルーム」と呼ばれる部屋で、フォス・ファームハウスで最上級の部屋となっている。



ベッドの反対側はこんな感じ。メルヘンな世界だ。


壁に可愛い少女の写真が飾ってあった。これは……リアルアリス!?

©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会





©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

部屋の奥にある扉を開けるとバスルームが現れる。完全再現である。アヒルもちゃんと実在するのだ。


バスルームの窓から見える風景。良い。すごく良い。


タオルをかけていくパイプ、実は発熱するのでタオルが自動で温まる。うちにも欲しい。


夕飯を食べに夜のドライブへ


きんモザハウス(勝手に命名)でキャッキャウフフしていたら、すっかりいい時間になったので、夕食を食べに外へ繰り出した(事前予約していればフォス・ファームハウスで食べることももちろん可能)。といってもまったく計画していなかったので、適当にググったM4高速道路のLeigh Delamere Motorway Services Areaというサービスエリアへ行くことに。海外のサービスエリアが見たかったというのもある。




高速に乗るまでは、ど田舎の酷道なのでドライブが非常に楽しい。


30分ほどでサービスエリアに到着。雰囲気は日本とそう変わらない。


ゲームセンター (取れなかった)


コンビニには食料がたくさん。


友人はバーガーキング、自分はフードコートでチキンのプレートを注文した。十分美味しかったが、なんというか、サービスエリアのチープな味は世界共通なのだと感動した。おばちゃんに「サラダいらない!」って言ったのに「オススメだから!」と無理やり乗せられてしまったのはいい思い出である。


蛍光ペンみたいな色のマウンテンデューを飲みながら――外国最高である。


帰りも楽しくドライブして帰ったそうな。


フォス・ファームハウス(きんモザハウス)で過ごす夜


©原悠衣・芳文社/きんいろモザイク制作委員会

そうそう、パインルームは3人で泊まると、ダブルベッド一つとシングルベッド一つという構成になる。男二人で寝るのはちっとも嬉しくなかったが、劇中で登場した可愛すぎるデザインのベッドでリアルに眠れるというのは本当に素晴らしい体験だった。

汚い写真ですね。失礼しました。 


なんたって抜群に布団があったかい。良い意味で固いベッドと、ちょっと重めの掛け布団が非常に心地よく、なんというかポケットにすっぽり入って眠る感じ。寒いイギリスの夜を非常に快適に過ごすことができた。冬に行って良かったと心底思うのと同時に、もし自分が家を建てたらこのベッドを再現しようと誓ったのだった。

ちなみに寝る前は、きんいろモザイクを観ていない友人二人に布教しようと、TさんにDVDを借りたのだが、テレビのDVDプレイヤーが壊れており再生できず。そして結局きんいろモザイクの舞台なのになぜか「ゆゆ式」鑑賞会が始まり……かと思えば今度は自分以外みんな爆睡してるという状態。あのベッドの上でゆゆ式を見たのは世界中で自分たちくらいではなかろうか……。

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ベッドの中で「きんモザハウスに本当に来たんだ……!」という実感を噛み締めつつ、気づいたら夢の中へ。

「日本は今、朝ですよ。不思議ですよね。ここはまだ夜なのに、もう太陽が昇っているんです。なんだか私達だけ、世界のはじっこに置いていかれてしまったようです。こういう話は、あやちゃんが好きそうです。あ、あやちゃんというのは、学校の…」


"イギリス・ロンドン旅行記⑦"に続きます。次回もきんいろモザイク聖地巡礼編なので、ぜひブックマークやシェアしてくれると嬉しいです。

フォス・ファームハウスで食べるイギリスの朝ごはん……!楽しみ!

"イギリス・ロンドン旅行記⑦"に続きます。
イギリス・ロンドン旅行記①~1日目・出発編~
イギリス・ロンドン旅行記③~2日目・優雅な朝、詐欺遭遇でホームズが9¾のロンドン寿司編~
イギリス・ロンドン旅行記④~3日目・近代と歴史が交錯する、午後ティーと招き猫編~
イギリス・ロンドン旅行記⑤~4日目・やっとビッグベンに遭遇、紅茶を買い占め念願のガストロパブ編~
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イギリス・ロンドン旅行記⑦~6日目・美味しいスコーン、きんモザ聖地巡礼&コッツウォルズドライブ帰還編~ #kinmosa

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