僕がずっと愛用しているイヤホンがあります。アメリカの補聴器メーカー・Etymotic Research(エティモティック・リサーチ)社の「ER-4P」というイヤホンです。
シングルBAの歴史的傑作機、ER-4Pを購入した | DIGITAL GRAPHER
いわゆる高級イヤホンと呼ばれる製品郡に分類されるもので、価格が2万~3万くらいします。「イヤホンにそんな値段なんて……」と思われるかもしれませんが、やはりそんじょそこらのイヤホンとは次元が違います。
ER-4Pの音
ER-4Pの「耳と音源の間に、遮るものがまったくないような鮮明感」を味わってしまうと、もう他の並イヤホンは使えなくなってしまいます。
そして忘れていけないのが抜群の遮音性。ER-4Pのイヤーチップは4種類のイヤーチップが付属しているのですが、僕が愛用しているのが「3段キノコ」なんて呼ばれるモノ。独特の形をしていますが、これが周りの音を遮断するのに抜群の効力を発揮します。
元々ER-4Pに興味を持ったのもこの遮音性の凄さからでした。普段、地下鉄半蔵門線を端から端まで移動するので、イヤホンをする上での騒音対策は必須。
3段キノコは言わば耳栓なので、装着すると周りの音は非常に聞こえづらくなります。そして音楽を再生すれば周りの音は完全に聴こえなくなり、電車のゴーッという音がする環境下でも快適に音楽に没頭することができます。飛行機に乗るときにも活躍してくれました。これがあればノイズキャンセルは不要です。
こんな感じで、「女性ボーカルが綺麗に聴こえる」「遮音性が抜群」という僕がイヤホンに求める機能を完璧にこなしてくれるのがER-4Pというわけです。
ER-4Pのデザイン
ただ、唯一の欠点としてイヤホン自体のデザインが少々野暮ったいというか、一切の無駄を削ぎ落した感じなので、巷のちょっとデザインの良い高級イヤホンにたまーに浮気したくなるんですよね……。
Logitech
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ゼンハイザー (2011-12-16)
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Ultimate Ears
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でも、別のイヤホンを試聴しに行くと、なんだか音がしっくりこなくて結局ER-4Pに戻ってきてしまうのです。
このER-4P含む「ERシリーズ」は2000年に発売された息の長いモデル。いまだ高解像度イヤホンの中では最高峰と言われる実力の持ち主。やっぱりこれが好きです。
Etymotic Research
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高級イヤホンに興味が出てきた方には、まずER-4Pを試聴してみてほしいですね。
ER-4Pはケーブルを交換できる
で、そのER-4Pなんですが、やはり長年使い込むとケーブルが断線しかかってきます。僕のもジャック部分が悪くなってしまって、音が途切れ途切れになってしまいました。
しかし、ER-4Pはケーブル部分だけを取り外して交換することができます。公式で交換用のケーブルが販売されているわけではないので、知らない人も結構いるようです。
簡単に手に入るケーブルがこれ
純正の交換ケーブルはありませんが、社外品の交換用ケーブルが販売されています。それがZEPHONEのEE-4 Silver Seagull Pというケーブルです。
透明なケーブルが特徴的で、すごい好み。
写真の通り、ハウジング部分からケーブルをすぽっと抜くことができるので、向きに注意(小さい穴が上)して新しいケーブルを装着すれば完了。簡単ですね。
ケーブルを変えて音が変わる?取り回しは?
音は変わりませんでした。高音域の綺麗さもボーカルの透明感も同じ。一安心です。価格.comを見ると変化を感じられた人のレビューが乗っていますが、個人的に違いはわかりません。というか、いちいち差し替えて聴く比べるのが面倒くさいです。
ジャック部分はL字型。ケーブルの根本を固定する部分がゴムなので多少の遊びがあり、耐久性も良さそうです。
どこで買えるの?
ZEPHONE EE-4(Silver Seagull P)ER-4P用 | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン今回ご紹介したZEPHONE EE-4 Silver Seagull Pは、e☆イヤホンで購入できます。価格はすべて込みで8,850円となっていますが、毎週土日は週末特価で8,000円になるので週末を狙いましょう。
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