ニューヨーク・マンハッタンでα7SとSEL2470Zの試し撮りをしてきた


α7Ⅱとα7Sで迷いに迷って――「α7S」と「SEL2470Z」を選んだ理由 | DIGITAL GRAPHER


前回の続き。

というわけで「α7S」と「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470Z」を持ってマンハッタンで写真を撮ってきました。Flickrにアップロードしたので、リンク先に飛んだりダウンロードしてぜひ原寸サイズでチェックしてください。







フォーカスが若干甘い感じもしますが、AFも追いついてます。











α7Sは高感度を売りとしたモデルなので、画素数は約1200万画素に押さえられています。風景を拡大すると他の高画素モデルには叶わないとは思いますが、大判印刷するプロでもない限り、不満を感じることはないと思います。写真としては十分高精細です。


夜景







これらの写真はしっかり脇をしめて撮影したので、ISOを上げずにシャッタースピード遅めで明るく撮影できたものです。こういう写真は他のカメラでも撮れるでしょう。



一方で、こちらのパトカーの写真はシャッタースピードを速めてISOを1万まで上げています。パトカーをじっくり撮影するのは気が引けたので、歩きながら片手でカメラをさっと向けてAFを合わせテキトーに撮影したものだからです。ご覧の通り、ノイズ感が非常に少なく鑑賞にも耐えられる絵が出ています。

夜でも昼間のように片手でパシャパシャ撮れる、常用ISO感度領域が100~102400のα7Sだからこそできる芸当だと思います。静止画メインの僕が最強夜間ビデオカメラと呼ばれるα7Sを選んだ理由がこれだったのです。最高です。

続いてエンパイアステートビルに登ってみましょう。





これらはカメラを壁に固定してシャッタースピード0.8secで撮影したものです。昼間同様に、拡大しなければ十分満足できる精細さを保っていると思いました。

ではISO感度を上げて、シャッタースピードを1/60程度、手持ちで撮影してみます。





細かいディティールや色味は失われますが、レンズ内蔵の手ぶれ補正と稼いだシャッタースピードでしっかりブレずにいけます。三脚禁止の場所で威力を発揮しそうです。



大体同じ画角で左が固定、右が手持ちです。手持ちでこれだけ撮れるのは心強い。


動画撮影



ちょこっとだけですが、動画撮影も。暗い展望台通路もISOを上げればノンノイズで明るく撮影できます。スゴイです。


満足してます


素人なので間違ったことも書いてるかも。でも、ユーザーとして非常に満足しており、30万近く出して買ったα7Sに後悔はしていません。もっと色んな所に撮りに行きたくなる良い奴です。NEX-5Rはコンデジとして余生を送ってもらう予定。

NYの写真はまだまだいっぱいあるので、いずれ時間があるときに旅行カテゴリでご紹介します。あぁ……ロンドンにα7Sを持っていきたかった……。

コメント