うちにもステッカーシートが余ってるのでやってみようかな・・・。と思いましたが僕はこんなのを買ってみました。
Surface Pro 2の背面を保護するためにDecalgirlのスキンシールを貼ってみた #SurfaceJP | Digital Grapher
本体との一体感、装着がやみつきになるキーボードカバー
Surfaceの特徴といえば、簡単に取り外しできるカバー兼キーボードの
「Touch Cover」と
「Type Cover」です。
前者は感圧式でよりスマートに、
後者は物理キーで快適な入力を実現しています。
これらのキーボードは無線接続ではなく、Surface Pro本体にある端子へ磁石でカチッと接続するので、ペアリングを待たずにダイレクトに使うことができます。
(1:00~)本体とキーボードカバーは「カチッ」と磁石で接続される。癖になる気持ちよさ!
他のWindows 8タブレットにもキーボードドックのような周辺機器はありますが、動画を見ていただくと分かる通り、
Surfaceのキーボードカバーほど一体感があって使いやすいものはありません。まさに
ノートを開くかのような使い勝手です。
僕がSurface Proを選んだ大きな要因でもあります。
「どっちを買おうかな」と迷う方もいるかもしれませんが、ここでオススメしておきたいのはズバリ
「Type Cover」です。
Touch Coverと比べても厚さの違いはそんなに気にならず、物理キーの入力のしやすさはピカイチです。僕はこの打鍵感がすごく好みでした。
しかし一つ不満があります。それは
Type CoverのファンクションキーがFn同時押しじゃないと動かないという点です。普段、文章を打っていてカタカナへ変換する時に「F7」をよく使っている自分はこの仕様はちょっと使いづらいかなーと。今のところBIOSでも変更できないので、なにか良い方法があればなーと模索中です。
(追記1)
6月のアップデートでファンクションキーロックが可能になりましたが、日本語キーボードだけ仲間はずれにされました。どういうこと・・・
(追記2)
Windows 8.1アップデートのタイミングで日本語キーボードでもファンクションキーロックが可能になりました!
【Surface Pro】いつのまにか日本語Type Coverでもファンクションキーロックができるようになってた! #SurfaceJP | Digital Grapher
キーボードが触れて画面に残る跡の例
おまけで参考までに、Type Coverを閉じたときに画面に残るキーボード痕の例です。上部に線が一本入っているのがお分かり頂けるかと思います。カバンの中に入れて持ち運ぶとどうしても圧力で痕がついてしまうのですが、これは拭けばしっかり取れるので心配ご無用です。
気になる方は液晶保護フィルムを貼っておくと安心です。僕も貼っています(今はとりあえずRT用ですけど)。
Touch Cover/Type Coverのタッチパッドは小さくて使いづらい
これにはかなりイライラします。特にちょっと手に汗をかいているときは滑りが悪く、カーソルがうまく動いてくれなかったり、あらぬ方向に飛んだりと、正直言って使い込めば使い込むほど残念です(まさにマクドナルドでこの文章を書いている今も!)。しかし
マウスの設定を少しいじってやるとそこそこ改善します。
Surface RT/Proの小さいタッチパッドとうまくお付き合いする方法。設定変更で操作性アップ! | Digital Grapher
まぁガチで作業する時はBluetoothマウスを接続しちゃいますが、実は付属のデジタイザペンがマウス代わりにかなり使えるのです↓
デジタイザペンが便利!
Surface Proにはワコムのデジタイザ技術を使ったペンが同梱されていて、文字はもちろん、ガチな絵を書いたりすることもできます。「ペンなんて使わないだろ」って思うじゃないですか。いやー見事に裏切られました。
「液晶にペンで書くの楽しいです」
もちろん書くだけじゃなくて、ウィンドウの操作や基本操作などもペンがあるとすごい楽なので、これならマウスがなくても頑張れそうです。1024段階の筆圧感知に対応しており、液晶ペンタブレットとしての使い方も可能。絵描きさんも落書き程度には困らないんじゃないでしょうか。
更に詳しい「デジタイザペンとEvernoteを使ったデジタルノート活用」についての記事は
"Surface Pro"をデジタルノートとして活用~Evernoteとデジタイザペンの組み合わせがすこぶるイイ!~ | Digital Grapher
ちなみにGalaxy Note2やThinkPadのデジタイザペンも使えるようですよ。
ソフトウェアキーボードも打ちやすいぞ!
キーボードカバーに隠れて影が薄いWindows 8の標準ソフトウェアキーボードも、実は快適に文字を入力することができます。タッチパネルの感度が良いので打ちやすく、慣れたら高速でタイプできます。ちなみにタップ音はWindows Phoneでおなじみのポコポコというもので非常に心地よくて僕のお気に入りです。このキーボードでGoogle日本語入力もちゃんと使えます。
ディスプレイ
10:9の10.6インチ Clear Type Full HDディスプレイは非常に高精細です。
ただ、普段使う分にはあまり気になりませんが、自分のSurface Proは若干黄色っぽい感じです。
そして懸念事項が一つ。このディスプレイサイズでフルHDは文字が小さくてちょーっとキツいものがあります。僕はGoogle Chromeで125%に拡大して使っています。
Windows自体のディスプレイ設定でも標準は125%となっており、自分の好みで変更もできます。100%にするとほんとに細かいですが、ディスプレイの底力を体感できますよ!
Surface Proの入出力端子は?
↑左側面
イヤホンジャック、音量キー、USB3.0ポート×1
↑右側面
microSDスロット、電源端子、mini displayport
↑上部
マイク、スリープボタン
↑下部
Touch Cover/Type Cover端子
Windows 8 ProなのでもちろんUSBを使ってなんでもござれ状態です。
キックスタンド自立状態で最適な角度になるアウトカメラ
Surface Proはキックスタンドで自立させると少し斜めになります。この状態で外側のカメラを使おうとすると写真の画角が斜めになってしまうように思えますが、ちゃんと真っ直ぐになるようにカメラには角度がつけられています。
カメラはあくまで「写る」レベルの画質です。ビデオチャットなどで使うなら必要十分かな。Surface Pro一台あればUstream配信できたり色々使い道もありそう。
気になるマシンパワーは?
CPUはIntel Core i5 (Ivy Bridge)3317U 1.7GHz、メモリは4GBで通常の作業は快適なのはもちろん、動画編集なども非常にパワフルにこなせます。一枚板のタブレットでこれだけのスペックが得られるというのは本当に驚きです。その代わり発熱で背面がけっこう熱くなるので夏場はちょっと心配です。ヘビーに使う方はノートPC用の冷却装置があると安心かもしれません。
GPUはHD Graphics 4000を搭載。3Dゲームもグリグリ動くようです。
YouTubeで「
Surface Pro Game」で調べると色々出てくるので興味がある方は見てくださいな。すげえ・・・。
タブレットでこのポテンシャルはほんとすごいと思います。
Windows 8の新機能を有効活用
Windows 8ではスナップという機能を使って画面を分割してアプリを使うことができます。どんなふうに便利かというとこちらの映像を見ていただくのが早いかも。
こういう使い方はiPadやAndroidタブレットでは通常できないので、Surfaceの強みです。
僕のオススメはTwitterのタイムラインをアプリで横に表示しつつデスクトップで作業すること。
【アプリ】UserStreamに対応したWindows 8/RT用Twitterクライアント『Mevy』 #SurfaceJP | Digital Grapher
Mevy ...
【アプリ】マルチカラム、Userstream対応のWindows 8/RT向けTwitterクライアント「Aristea」 #SurfaceJP | DIGITAL GRAPHER
↑詳細はこちらの記事をご覧下さい。とっても便利ですよ。
今後に期待のWindowsストアアプリ
Surface Proをタブレットモードで使う場合は通常のデスクトップアプリよりも、上で紹介したTwitterクライアントのようなタッチ操作に最適化されたWindows 8向けアプリが使いやすいです。
ニュースを読んだり
地図を見たり(GPSは非搭載)
Googleアプリでは音声検索なども利用できます。ちょっとした調べ物ならデスクトップよりこちらのほうが早いですね。他のWindows 8なウルトラブックだとここまで軽快に使いこなせないんじゃないでしょうか。やはりタブレット形状は気軽に使いやすいです。ただ、アプリの数が致命的に少ないので早急にストアの充実を図ってほしいですね。
バッテリー動作時間は?
僕が外出先にてSurface Proで作業する時の環境はこんな感じです。
・画面の明るさ50%以下
・iPhone 5とWi-Fi接続でテザリング
・ネットブラウジングや文書編集
・動画は見ない
これで大体4時間半ほど使えます。これ以上長居する場合は最初から電源のある場所を選ぶので、問題はありません。それと、スリープ状態でのお漏らしが少ないのがとっても良い感じです。
あらためて、BBenchというソフトでちゃんと動作時間を計測してみました。
ぜひご覧ください。
"Surface Pro"のバッテリー駆動時間をBBench(バッテリーベンチマーク)で計測してみたら #SurfaceJP | Digital Grapher
microSDで容量を増やせる
Surface Proには128GBモデルと64GBモデル(国内向けは256GBですね)がありますが、人によっては足りない場合もあるかもしれません。そんな時はmicroSDカードで容量を追加することが可能です。
↑僕はこのSanDiskの64GBを使っています。母艦とのデータの受け渡しにも便利です。
唯一、マイナス面で気になるところ
それは
「不安定な場所で使いづらい」ところです。Surfaceは構造上、キーボードカバーを開いてキックスタンドで液晶を立てて使うものなので、膝の上に置いてキーボードを打っていると液晶側がぷらぷら揺れてしまい集中できません。そういうものだと割り切ってしまえば問題ありませんが、
頻繁に電車内で膝の上コンピューティングする方にはちょっとオススメできません。
これは欠点というよりも、あくまでタブレットPCなので
クラムシェル型のノートPCと同じ使い勝手ではないという感じです。ユーザーはこれに納得しておく必要があります。膝の上ではタブレットモードでソフトウェアキーボードのほうが快適ですよ。
Surface関連の動画を
Surfaceのプロモーションビデオから国内でも放映されるCM、攻殻機動隊とのコラボまで、Surfaceの世界観を感じることのできる映像をご覧ください。
ほーら欲しくなってきたー!
Surface Proを購入したら揃えておきたいアクセサリや周辺機器をまとめてみました
"Surface Pro"を購入して手に入れたら、一緒に揃えておきたいアクセサリや周辺機器 #SurfaceJP | Digital Grapher
Androidアプリも使えます!
Surface Proが"10インチAndroidタブレット"に変身する『BlueStacks』でアプリを楽しもう #SurfaceJP | Digital Grapher
最後に
久しぶりにワクワクするPCですよこれは!
国内のSurface RTの発表会で実機に触れて惚れてしまい、次の日の夜には思わず海外サイトの注文ボタンを押していたほどです。Macbook Pro Retinaを買おうとしていた予算だったにも関わらず・・・!
【レビュー】触って印象が変わった『Surface RT(サーフェス)』~RTモデルはPCとタブレットの良いとこどり端末~(その1) | Digital Grapher
"Surface Pro"を日本から買える海外通販サイトの輸入価格比較 | Digital Grapher
『Surface Pro 128GB』を購入しました ~1shopmobileで輸入、手元に届いて開封までの流れ~ | Digital Grapher
Surface Proはタブレットとウルトラブックの良いとこ取り端末という印象が強いです。よほどヘビーに使わない限りメインマシンもこなせると思います。最大のライバル、競合製品はアップルのMacbook Air 11インチになるでしょう。今でもMacbookが欲しいなとたまに思うのですが、
Surface Proのデザイン、キーボードカバーの一体感、持ち運びやすい軽快さ、性能、それぞれかなり気に入っているので、後悔はしていません。むしろ「マイクロソフトもイケてるやん」と見直しました。
今年末にはWindows 8.1無償アップデートもあるのでこれから楽しみです。
@SurfaceJPさん脅してよかった!(違う)
何か試して欲しいことがあればコメントか(
@yamkei)までお願いします。
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追記
